失敗しないindeed①

indeedのスポンサーを使いダイレクトリクルーティングを行えば、成果が出る段階は既に完全に終わっている。

同業界、同職種の募集を行っているにも関わらず成果に大きな差が生じており、成果が出ていないケースも目立ってきている。

indeedでの採用自体は、まだまだ有効だが、運用ノウハウや細かな調整で成果が大きく変わる段階に入っている。

これからindeedを活用し、ダイレクトリクルーティングを行う企業は注意が必要だと思う。そもそも相性の良い職種とあまり良くない職種もある。

今回は、indeedの表示と広告クリックについて説明する。

indeedの運用の場合、まずは広告表示回数を増やす必要があるが、これは求人ページの文章全てが対象になるので、求人内容を充実させ具体的な地域や求職者が仕事を探す上での有効なキーワードが入っていることが必須になる。

逆に関連性の低いキーワードが入っていると無駄表示や無駄クリックに繋がるケースがあるので注意が必要。例えば、介護職なのに医療等のカテゴリー表示がされ、薬剤師、看護師というキーワードが入っていることでそちらでも表示されてしまい、完全な無駄クリックにお金を払っているようなケースもある。

次にタイトル表記について説明したい。

日本でのindeedの流入は、職種によっても異なるがスマホからが約80%で、この比率はアメリカよりも高いという。

スマホでは、①職種表記のタイトル②地域③年収・月給・時給の3つしか表示されず、この3つでいかにクリックしてもらうか。そのため自分の出稿している求人がどのように表示されているかを常にチェックする必要がある。長いと省略されてしまうので、18文字くらいまでで簡潔に表示させることが必要。

また、タイトルと見た求人にずれがあるとすぐに離脱してしまうため、広告のクリック率が上がれば良いというわけでもない。あえてクリック率を低く設定し、運用するケースもあるため一概には言えないが、タイトルのクリック率が2%前半以下だと効率が良いとは言えない。

職種タイトルで、求人の内容と合致した形で、いかに具体的に表記するかがポイントになる。営業職なら営業の内容、作業系なら扱う物等。タイトルは職種表記が大原則だが、仕事を探す求職者の立場に立って工夫をすることで、クリック率と応募率は大きく改善する。 

つづく