採用で負ける会社

現在、人材派遣・紹介会社や事業会社の採用・募集の支援をしているが、現場で感じる【採れない会社】に多い状況をチェックリストに上げたので、是非チェックしてほしい。

◎チェックリスト

  • 採用は採用担当者任せ
  • 求人原稿づくりを媒体会社や代理店に任せきり
  • 求人広告運用を代理店に任せきり
  • 1人当たりの採用単価、応募単価を明確に把握・共有していない
  • 採用においての優先順位(職種、エリア等)が明確になっていない
  • どのようなタイプの人材(年齢、経験、未経験、フルタイム、パート他の条件)を採用したいのかが明確でない
  •   紙媒体中心で募集をしている
  • 依然としてBtoB型のホームページのまま
  • 自社サイトがスマホ対応サイトではない
  • 自社は給与(時給)が低いので採用出来ないと思っている
  • 求職者から見た自社の強みが明確になっていない
  • 応募からの面接誘導率が低い
  • 内定辞退が多い
  • 定着率が競合企業と比較して低い
  • 職場や社員の写真とインタビューを集めていない

現在給与や時給を最優先しない求職者が増えている。そのため求職者にとっての自社の強みをしっかりと打ち出すことで成果が大きく変わる。中小企業でも工夫で応募、採用を増やすことは充分可能である。

例えば、未経験者を集める場合と経験者を集める場合の打ち出しは当然変わる。本当は経験者を集めたい求人に未経験も可と入れただけで未経験者が応募するだろうか。なぜ未経験者が入社して大丈夫なのか、具体的な業務内容や研修・教育内容入れ、さらに未経験で入社し活躍している人材のインタビューを載せる等の工夫が必要。

また、主婦やシニアを集める場合、時給よりエリアや日数・時間が優先されることが多い。

indeedをただ運用しても上記が当てはまるような会社では思うような結果が得られない。ぜひ採用ターゲットを明確にし、募集を出す前に求職者の立場で真剣に考えて欲しい。そして「自分なら応募するか。」という視点で求人を作成してほしい。