おのののかに学ぶマーケティング

先日テレビで、タレントのおのののかがアルバイト時代についてインタビューに答えているのを見た。

おのののかが、タレント活動をしながら東京ドームでビール販売のアルバイトをしていたのは有名な話でブレイクのきっかけになった。一日400杯を売りトップレベルの実績だったのは私も知っていたが、可愛いから売れたのかなぐらいに思っていた。

実は最初全然売れなくて困ったらしい。どうしたら売れるか考えた時に、まず階段でスタンドの上まで一挙に上がり、既に飲んでいる人を探し「もう一杯どうですか」と声をかけて売る作戦を徹底したところ物凄く売れるようになったという。

まず、最優先で既存客に売るということはマーケティングでは王道だが、自ら考え実践したことは素晴らしいと思う。

既にお金を払っている既存客はサービスのこともわかっているので、最も売りやすいお客となる。

自分でも気持ちよくビールを飲んでいるところに、おのののかに「もう一杯どうですか」と声をかけられたら頼んでしまうと思う。

マーケティング思考をとれる人は様々な場面で成果を上げやすいと思う。

もっともっと自らのマーケティング思考を高めていきたい。