今、非常に成長意欲の高い経営者、企業の支援先がいくつかあり、私自身も学ばせてもらっている。
日本は少子高齢化で人口減少の成熟マーケットなので消費は落ちていく。そのため高い成長率よりも守り、質を重視した経営を行っていくべきだと言われている。
例えば以下を目指すような経営
- ミッション重視
- 顧客重視
- 少人数採用、離職率を下げる
- 安定成長
- 共生
マーケットが成熟しているので、バランスを考えた経営を行うのは当たり前だが、高い成長率を追っている企業を支援していて上記はちょっと違うと感じている。
日本が成熟マーケットだからこそ、新しいチャレンジを行いとことん成長にこだわる必要があると思う。成熟しているマーケットだから経営者が高い成長を求めないというのは、成長から逃げているように思う。日本のような少子高齢化が進む成熟マーケットで高い成長率を実現することはそんなに簡単ではない。そのためには徹底的に知恵を絞りかつ積極的なチャレンジが必要となる。
そして、時として徹底的に競合企業と闘う事も必要だと思う。今競合企業と競う意識も弱くなってきているように感じる。
経営者が高い成長を志向し、成長している企業が優秀な若い人材を採用出来る。
高い成長を志向している経営者のもとで高い成長を目指す環境で、社員もより成長出来るのだと思う。優秀な社員は、大きく伸びている企業と伸びていない企業のどちらで頑張ったら自分が成長出来ると考えるだろうか。
経営者が、成長から実は逃げていないか自問自答して欲しい。