失敗しないindeed⑧


以前にindeedアナリティクスを活用しての分析について少し書いたが(失敗しないindeed⑥参照)、今日はindeedのアナリティクスを利用した改善について。

採用サイトや自社のホームページで職種に応じて複数の求人を掲載していると思うが、実は意外に求人が見られていない。(=タイトルがクリックされていない)

特にエリアが複数あり、様々な職種で正社員、パート、アルバイトを募集している企業や複数拠点を持ち様々な職種で募集をしている人材派遣会社等は、多くの求人を掲載しているケースも多いが、見られていない求人の数に驚く。

Indeedのアナリティクスで直近一ヵ月をチェックすると20%~30%ぐらいの求人が、採用サイトに掲載していながらindeedのスポンサーでほぼ見られていなかったりする。それではこれらの求人が見られるようにするためにはどうすれば良いのか。

1つの方法としては見られていない求人でキャンペーンを組み表示を増やす方法がある。

こうした運用をした時に他のキャンペーンよりもかなり低いクリック率となる。これは低いクリック率のものをまとめたので当然だが、キャンペーンの求人全てを改善するのではなく、その中で大きく足を引っ張っているボトルネック求人を見つけ、まずその求人からindeedでのタイトル(職種)を、20文字以内を目安に修正する。

タイトル修正なしにキャンペーンでいくら表示を増やしても大きく応募が増えず、かえって予算を消化し効率が悪化する。

ぜひ見られていない求人が全体のうちどれぐらいあり、それがどの求人なのかチェックしてほしい。これらの求人はそのままにしておいても応募が入るようになることはまずない。

広告表示を増やす方法や求人ページを見た人の応募ページの改善についてはまた別の機会に。