今回は、船井総研時代に学んだマーケティングの原理原則の中からアイテムパワーについて。
お客が店舗に入った時に、たくさんあると思える数にはルールがある。
それが、7、70、700
そして一目でわかる数は、
3、30、300
1人の管理職が把握できる部下の数は一般的に30人ぐらいで、70人ぐらいになるとまとめにくくなる。
例えば、人材派遣会社で営業1人がスタッフ30~40名の労務管理は出来るが、70名になると退職者が増えたりすることがある。
それ以上担当させるなら営業が労務管理の仕方を変えたり、営業事務がフォローしたり、現場にリーダー的なスタッフをつくったりの対策を打つ必要が出てくる。
人材派遣会社の内勤社員が30名~40名、例えば粗利1人1,000万とすると3億~4億の粗利、粗利率20%とすると売上15億~20億が一つの成長の壁となり、さらに売上50億、100億と次のステージを目指すには組織づくりが肝となる。
このステージの組織づくりには、若手未経験社員と新卒の採用、育成が必須になる。
新しい社員の比率が増えると、創業期からの突破力のある社員の離職が出たりするケースもあるが、イケイケで成長してきた会社もここをクリアしないと次のステージに上がることはできない。
一番ニーズがあるようなので今度は募集についてのコラムを書く予定。