人材ビジネスはオーダーが命である。
リーマンショックのオーダーがなくなった時の状況は、未だにトラウマになっている。また、東日本大震災直後も計画停電の影響で、首都圏のサービス業の派遣が随分影響を受けた。
人材ビジネスの業績を伸ばし続けるためには、常に良質なオーダーを確保しておくことが最重要である。
オーダーがなくってきてから新規開拓を頑張っても、数字になるのは3か月後ぐらいになり上向くまで時間がかかる。
そのためには、2つの営業を常に行い続ける必要がある
①既存取引先への深掘り営業
②新規開拓営業
①については、派遣人数のシェアアップ、追加オーダー、他職種のオーダー、グループ会社や取引先の紹介促し等。
シェアアップについては、オーダーが終了しているかは関係なく、終了していても人材を常に提案し続ける事が重要である。提案を続けることで信頼を得られ、タイミングでシェアアップすることが可能。
②については、例えば9時~10時のテレアポを毎日やり続ける、あるいは一日2件のアポを目標に毎日続ける等。目標を決め毎日自然に取り組むようになるまで、徹底して行う風土をつくることが大切。
新規開拓を行うペースにムラがあることが多い。(行っていないところは論外)
また、テレアポは派遣の終了予定者や登録者を人選し見ながら行う事が基本。
(人材紹介も同様)
正式オーダーになったら、全力でスピードを意識し入職までもっていく。
セミナー営業等のプル型の手法もあるが、毎日のテレアポをスポーツのアップのように続けることが、人材ビジネス会社の勝ち続けるためのルーティンである。