コロナウィルスから製造業、小売り、サービス業と様々の業種に影響が出てきて、いよいよ経営は非常時に入ってきている。
株価の下落は既にリーマンショック級となっており、グローバル化により生産のサプライチェーンの影響も大きくなっている。
サービス業や小売り、製造業と中国の影響力の大きさを再認識させられている。
当初一次的な形で収まるかと思っていたが、コロナウィルスが収束しても、本格回復まで少し時間がかかるかもしれない。
非常時の経営について、船井幸雄は以下のようにいっている。
企業はトップで99%決まるが、非常時にはよりトップの強いリーダーシップが必要となる。
トヨタ自動車が海外・国内の出張を原則禁止したり、電通が在宅勤務に切り替えたりしているが、業績の良い大企業ほど早い判断を下しているように感じる。中小企業の経営者も、もっと早いスピードで判断を下していく必要があると思う。
また船井幸雄は、非常時は現場でも力のあるリーダーが強いリーダーシップをとり、力を発揮できる体制にする必要があるとも言っている。
そして業績の悪化を防ぐためには、社員のモチベーションを上げ、社員4つのクセづけを急げと言っている。
- 働きグセ
- 学びグセ
- 節約グセ
- 儲けグセ
経営戦略は、①時流適応②圧倒的一番を持つこと。
このどちらか一つか、時流適応し圧倒的一番があればさらに良いと言っている。
この機会に全面的にオンラインに切り替え、増えなかったオンラインのアカウントを一挙に増やしチャンスに変えている企業、マスクやドライブレコーダー工場を新規開拓し派遣している支援先もある。
ビジネスモデルを時流に適応させることや、派遣であれば、どんなに厳しくなっている分野であってもどこかで時流適応し伸びている企業があり、早急にその分野の新規開拓が必要。
仮に今減産であっても5G関連等もあるだろう。
まだまだ予断を許さぬ状況だが、トップの強いリーダーシップで絶対に難局を乗り切ってほしい。