今すべきこと
すでに具体的に取り組んでいるが、今人材派遣会社がすべき事を大きく以下にまとめる。
トップ、支店長が具体的な指示を出し、そして優秀な社員に現場での裁量を与え、スピードを上げて取り組んで欲しい。
1.守り
- 徹底したスタッフ、内勤社員の感染予防
- 資金の確保
- 取引先の状況確認の徹底と報告、共有(日々状況が変わるため)
- スタッフの全力での雇用維持⇒派遣先との交渉
- 雇用調整助成金等の助成金の活用
2.攻め
①戦略
- 過去取引先、アプローチ先に対してのオーダーの掘り起こし
- 新規オーダー開拓⇒エリア、業種、職種、具体的企業を明確に指示
- 今後の成長分野の新規オーダー開拓
②戦術
- 電話完結営業のフォーマット化
- WEB営業のフォーマット化
- WEB面接のフォーマット化
③戦闘
- ②を実施するための全社の体制整備
- ②をサポートするための営業ツールの整備
- 細かな営業の進捗管理
日本の製造業は自動車関連の比重が高いが、すでに2次受け3次受けにも影響が大きく出ている。
自動車の需要は景気と連動するため、景気が大きく後退した場合コロナが収束しても戻るのに時間がかかる。ファッション分野、サービス業も同様。
コロナショックは戦後最大の危機と言われている。
全社挙げての対策が急務。
繰り返すがスピード勝負。
リーマンショックでスタッフを大きく減らした派遣会社は、倒産やその後じり貧になったところも多い。
リーマンショック後と同様、コロナ収束後に需要が戻った時業界の地図は変わっていると思う。
地図を変えるのか、変えられるのかを決めるのは、今の動き方次第である。
ピンチをチャンスに変えよう。