新卒が育つ企業


現在支援先で、新卒を毎年採用している企業がいくつかあるが、一年目から営業として成果を出し、トップクラスの営業に育っている人材も多い。
今、新卒が育っている企業について下記にルール化した。

① 会社としてまず徹底的に初期の基礎教育を行う
② 営業職なら営業として結果を出している社員が、初期の基礎教育を行う
③ 仕事への在り方、意義、企業の哲学、理念をしっかりと教える
④ 成果を出せるやり方、ノウハウをしっかりと教える
⑤ 基礎教育を徹底的に行ってから、配属しOJTに入る
⑥ 営業職であれば、実践は仕事をつくる力とコミュニケーション能力を鍛えるため、テレアポからスタートする
⑦ OJTは、「具体的なやり方を教える」⇒「やって見せる」⇒「やらせてみる」⇒「フィードバック」の順で教育する
⑧ 早く担当を持たせ成果を出させる

新卒は、まずは躾・マナー、仕事への在り方の教育をしっかり行うことが大切。仕事は厳しく、楽ではないことをしっかり理解してもらう事が必要。

OJTになってからは、成果=「量」×「質」だが、量が質に変わるので、新卒は量を優先させることが成長のポイント。経験の量=成長に繋がる。
ただし、本人が何も考えずに量だけやっても成長しない。高いレベルに到達するまでの10,000時間の法則は真理だと思う。
間違ってはいけないのは、ムダの修業はさせないこと。

そして早く、担当を持たせて成果が出せるようにサポートする。
早くお客様に喜んでもらう経験をすることが、最大のモチベーションUPになる。

今の若い社員は、本当に優秀だと感じている。
若い社員を採用し、育てられる会社が絶対に伸びる。

 

ちなみに私の息子も4月から新卒で社会に出たが、4月1日から土日もそのまま研修で、配属後も毎日早朝から夜遅くまで頑張っている。良い修業が出来ているようだ。