人材派遣で毎月の売上、粗利目標を達成させるためのKPIは稼働人員である。
当月ではなく次月の稼働人員目標を達成することが、毎月の売上、粗利目標を達成し続けるために必要である。
そのためには、月初からの入職数を増やす動き、稼働人員の進捗管理をしっかりと行う必要がある。
それでは、次月の稼働人員目標を前倒しで捉え、毎月売上、粗利目標を達成する流れをどうしたらつくれるのか?
まずは、しっかり労務管理を行いスタッフの定着UP、異動対応等のフォロー、そして労務管理時にクライアント担当者へのフィードバックや深掘り、提案を行う動きが必勝パターンをつくるためのスタートとなる。
担当者だけではなく現場管理者とのコミュニケーションも大切である。
スタッフの満足度を高め、定着率UP、退職を減らす事に全力を尽くすことが好循環を生み出す。そのためには異動可能なクライアントを常に意識しておくことも重要。
また、労務管理を中心に、新規オーダー獲得とスピードを意識した入職までの動き、人選や登録面接等、これらの業務を常に1か月の中でルーティンワークとして行なうかが、勝ち続ける営業体制をつくる。
当月の結果がよくても新規獲得の動きが出来ないと2~3か月先の数字が必ず落ちる。
新しい良質なオーダーを獲得し、求人掲載することが応募を増やすことにも最も効果がある。
業績が伸び悩んでいる営業は、まず労務管理の行動量(数で見る)と質(率で見る)を高めることから取り組んで欲しい。
人材派遣の価値は労務管理にあるのだから。
絶対に業績が上向くはずである。