中小企業こそ、未経験の若手、新卒社員採用に力を入れるべき。
中小企業は、すぐに成果を出せる経験者を希望する企業も多いが、今伸びている企業は間違いなく、若手未経験・新卒の採用と教育に全力を注いでいる。
素頭の良い(前職用語)若手未経験・新卒の採用と早期戦力化が企業の成長を決める。
即戦力のキャリア採用は自社にそのリソースがない場合に活用する。
自社で成果を出す若手未経験、新卒採用と早期戦力化のポイントについて。
1.成果を出す若手、新卒採用のポイント
①自社の理念と合うか
②自社で最も大切にしている業務で成果を上げられるか
2. 新卒・若手早期戦力化のポイント
①躾・マナーをしっかり教える
②仕事に対してのスタンスを整える(あり方)
③基本となる業務をしっかり身に付けさせる(座学→ロープレ→同行)。
同行は、やるところを見せて、やらせて確認(やり方)
④しっかり教育をしたうえで、早く担当を持たせる
辞められることを恐れ、腫れ物に触るような姿勢だと成長は遅れ、本人のためにもならない。
しっかりと関り教育し、早く成果を出させることが、若手社員の定着に繋がる。日々成長している実感があれば、若手社員は簡単には辞めない。
新卒や若手社員の教育に関わる機会が増えたが、最初時間がかかると思った社員が、急成長し驚かされることが非常に多く、こちらも勉強させられている。
最初時間がかかると思った社員は、関わってわかったことだが、決して能力が低いわけではなく、きちんとした教育を受けていないケースが非常に多い。
舩井幸雄氏が、成功の3条件(素直、プラス発想、勉強好き)を唱えているが、成長意欲の高い若手人材の方が、この意識を持たせやすいとも感じている。
成長させたい中小企業は、成長力のある若手未経験人材を本気で採用し、教育する覚悟が必要である。
社員の成長=企業の成長であるとすれば、最も成長力のある若手未経験者を採用し、教育し成長させることが企業を大きく成長させる。