今、採用の上手な企業は、ずばり未経験者を採用し育てられる企業だと言える。
少子化が進む日本において、即戦力の優秀な人材を採用し成長しようとすることには無理がある。
先進事例はアメリカに学べというのは、少子化が進む日本の採用に関しては当てはまらないように思う。
即戦力の優秀な人材を計画的に採用したいのなら、相当な年収を提示する必要や自社にブランド力や惹き付ける魅力があるのか自問する必要がある。
また、それらの人材はおそらく早期に転職する可能性が高い。
自社にリソースがない場合は、最初は即戦力の経験者が必要だが、その後は未経験者採用に切り替えることが成長スピードを上げる鍵になる。
未経験の人材を採用し育て、自社で優秀な人材になってもらうことが、最もコスパが良いと思う。
未経験者採用において見るのは、以下のようなことが大切だと思う。
①素直、プラス発想、勉強好きであるか
②自社の競争力(差別化)となる部分の業務と合うか。
③法人営業であれば、業界は異なるが法人営業の経験があるか
ただ、最も大切なのは①②で、③はマストではない。元学校の先生やサービス業等、全くの異業種からの転職者が大きな成果を上げるケースも多い。
未経験者であれば、若手ほど成長スピード早いと感じる。やはり最強の未経験者は新卒。
今の若手、新卒は本当に優秀ですぐにベテランを追い抜く。
このような人材に共通しているところは「素直」なところ。
採用において、優秀な人材の視点を変えることをお勧めする。