人材ビジネスの営業からよくあるセリフ
「人がいないから売上が上がらない」
「応募が来ないから売上ができない」
「良い人が来ないから売上が上がらない」
こう言う声が上がる現場は、実際に応募が増えても売上が上がらないことが多い。
なぜならこのような現場は、応募からの派遣就業率、紹介決定率がもとから低い事が多い。
indeed等の募集広告費を上げる前にまず以下の2つをチェックしてほしい。
①応募からの面接(紹介業は面談)誘導
設定率だけではなく、誘導のフローや方法をチェック。
派遣の場合、応募があった求人の就業条件との確認(i時給 ii就業場所 ⅲ就業日 ⅳ就業期間)を行い面接誘導しているか。
※条件が合わない場合でも基本は登録誘導を目指す
②登録面接(紹介は面談)の事前準備
応募のあった求人以外の案件も複数用意しているか。
登録面接はトーナメントの公式戦のつもりで、応募案件でマッチング出来ない場合を想定しつつ複数の求人案件を用意し臨む。
派遣の場合は同一エリアの注力案件も用意する。
最低人材派遣の場合3件、人材紹介の場合7件の求人案件を事前に用意し面接(面談)にのぞみたい。(船井流マーケティングのアイテムパワー)
紹介業の場合は同業種やキャリアチェンジ案件等、より緻密な事前準備が必要となる。
登録面接時にマッチング出来ない場合に希望を聞き、後で案件を探したり、それからテレマで案件開拓を行うフローでは、スピードで競合(大手)に絶対勝てない。
良い人材は提案するまで待っていてくれるだろうか?
事前準備をしっかりと行い登録面接時(面談時)でのマッチングを徹底的に追及することで、求職者の満足度も上がり派遣の就業率、紹介の決定率は絶対に上がる。
人材ビジネスは、派遣も紹介も勝敗を分けるのはマッチング力である。
そして人材ビジネスは応募が増えてもそれだけで売上が上がるほど簡単なビジネスではない。
面接や面談、営業、スタッフの労務管理等、様々な業務の改善や質のアップが必要。
人材ビジネスは、仕事探しのお手伝いをする尊いビジネス。(㈱かい援隊本部 新川会長の言葉)
プライドを持ちもっと仕事提案のスキルアップに力を入れたい。