名刺交換した方に、なぜ株式会社にしなかったのですかとの質問をよく受けるので、今回は合同会社について書きたい。
- 有名な合同会社
Apple Japan合同会社、pwcコンサルティング合同会社、アマゾンジャパン合同会社、P&Gマックスファクター合同会社、合同会社西友、外資系企業が多いが日本の大企業でも活用されている。
アメリカで大きく増えているLLCに注目し、経産省が日本でも同じようなものをつくろうとし誕生したのが合同会社。(アメリカでは構成員課税が選択できることで拡大。日本では法人課税。)
- 外資の日本法人に合同会社が多い理由
- 株主総会や取締役会等の監視機関の設置義務がないため、意思決定が迅速
- 上場の意思がない
- 親会社がアメリカで子会社が日本の場合、アメリカにおける課税関係では構成員課税が可能
- 小規模起業にとっても合同会社はメリットが多い
- 安く早く法人設立可能
- 定款自治で柔軟に経営が出来る(所有と経営が一致、原則全社員が出資者)
- 社員全員が有限責任
- 個人事業主に比べ税金を抑えることが可能
- 事業が軌道に乗ってきたら株式会社への変更が可能
今回自分ですべて登記書類作成から申請まで行ったが、驚くぐらい簡単に出来た。
日本でもLLCがもっと広まれば、もっと小規模起業が増えると思う。