最近よくスタートアップという文字を目にするようになった。
大学発や投資ファンドの動きも活発で国策でスタートアップを増やそうとしている。成熟・縮小期のマーケットでは、既存事業だけで大きな成長は難しく、スタートアップに力を入れなくてはならないという原理原則がある。そのために少子高齢化が進む日本では、国策でスタートアップを増やそうとしているのである。
既存事業においても伸び悩んでいる企業は、既存客重視で新規開拓が弱いケースが多い。現在の日本のような市場では、新規開拓や新しい方法、新規事業にどんどんチャレンジすることが逆に会社としてのリスクを減らす。最初はコストを押さえ、市場にニーズが本当にあるかテストすればよい。企業は既存の事業を伸ばしつつ、周辺領域と強みを活かせる別領域参入の準備を行う必要がある。
スタートアップは大きな成長が必須だが、どれだけ大きな社会課題解決に繋がる事業モデルであるかが大切だと思う。顧問をしているシニア派遣の㈱かい援隊本部の新川会長は、社会のニーズがある事業なら絶対に上手くいくと言っている。
現在、私自身も投資し元気シニアと人材ビジネス会社を繋ぐスマホアプリを制作している。人材派遣会社が本業で社会貢献し、心身共に元気で豊かなシニアを増やす大きなスタートアップに育てたいと思う。