応募10倍、コスト7分の1に


船井総研時代の管理職としての業務がなくなったことで、研究やノウハウづくりに使える時間が増え、より成果を出しやすくなっている。

ただ経営者や管理職に最も大切な仕事は、人づくりなのだと今つくづく思う。 

最近これは出来すぎだが、運用を交代し全面的に設定変更したところ、1ヵ月で月間の広告費は同様で応募数10倍、応募コスト7分の1になった事例がある。

これは特に新しい手法を用いたわけではなく、病的なくらい分析、調整を繰り返した結果である。

今、求人の募集広告というとindeedやキャリアジェット、リスティング、FB広告等を運用していると思うが、どこまで突き詰めて運用が出来ているだろうか。

例えばindeedでも

  • 広告表示最適化、応募最適化ではなく、採用最適化の運用になっているか
  • もっと効果的なキャンペーンの切り方ができないか
  • 一部の効率の良くない求人に費用をとられていないか
  • 応募率の高い時間帯に合わせた運用が出来ているか
  • 平日、土日での単価調整を行っているか
  • 日中、夜との単価調整は必要か
  • クリック率、応募率向上に取り組んでいるか 

職種により、朝に応募が多いケースや圧倒的に夜が多いケース、土日の応募率が高く効果的なケース等、職種や地域特性に合わせた運用を行うことでも成果が大きく異なる。

FB広告もターゲットを狭めてキャンペーンを分け、運用データに基づき写真や広告文を変更し、広告の誘導ページを変えたりすることでindeed同様に大きく成果が変わってくる。

ぜひグーグルアナリティクスで曜日や時間ごとの流入もチェックし運用に反映させたい。

キャリアジェットは、まったくダメなケースもあるが、職種や地域によってはindeed以上の成果が出るケースもあり、穴場の広告として特定の職種や地域で活用している。

 新しい手法を探すことも必要だが、既存の広告運用で徹底的に取り組むことで応募や採用で他社をリードすることは可能である。